Individuals and Group
私たちは様々な集団に属しています。会社・学校・家庭・部活動・趣味仲間・信奉・地域など。固定的に思える環境からも、ふと一歩外に踏み出せば、無限に広がる可能性を発見するでしょう。居心地の良い集団を見つけたなら留まるのも、再び未知の旅へ出るのも自由です。
「漂流者」と名付けられたこのアートワークは、あなたのタイプはこうですと決めつけ答えを出すのではなく、機械学習の推定を通して自己のメタ認知を助け、問いを立てる事を目的にしています。曖昧な人間の内面を推定した結果は、そのまま不明瞭な身振りで可視化され、それをどう解釈するかはあなた次第。この体験を通して自分自身への気付き・考えるきっかけを与えるものです。
Machine Learning Model Development
このシステムを体験するユーザーは、まず自己を客体化するためにアバターを作り、次に少し広い部屋の中で他のアバターと短い交流をします。アバターの顔を描いたり髪型や服を選んだり、他のキャラクターに近づいて話しかけたり。これらのペン操作から得られた筆圧や軌跡などは、裏で機械学習にかけられます。ここで推定されるのはユーザーの自身への拘りの強さや外部刺激に対する反応、積極性、集団との関わり方などです。